四季報2017新春 保有株チェック④
保有株チェック、ラストです。
8306 三菱UFJ
【四季報予想】
前号比並み 会社予想比 微減
【コメント】
利ザヤ縮小、投信販売手数料の苦戦などのマイナスコメントと、トランプラリーによるプラス面の双方のコメントがありました。
【感想】
トランプ氏が大統領選に勝利した後から、ぐいぐい上げて約1年半ぶりにプラ転した三菱UFJです。まだまだ指標的には割安なので、景気が本格的に好転したら、するする上げるかもしれないと考えております。
【コメント】
事業投資が好調で最高益更新。成長分野のコンセッションは関空に続き神戸空港にも意欲があるそうです。
【感想】
本当にいろいろ手掛けていて、そういう面では事業成績は安定しやすいのではないでしょうか。
順調に業績も伸びていて配当も増配傾向です。優待も豪華ですし、よっぽどのことがない限り今後も保有し続けます。
------------------------------------
やはり一定期間保有を続けている株については、すでに知り尽くしている情報という印象ですね。
今回四季報のチェックをしてみて、意外と3か月間持ち続けている銘柄が多いのだなぁと実感しました。3か月間で株価が伸びたものとほぼ横ばいなものがあるので、その差はなんであったのかを検討してみたいと思っています。
四季報2017新春 保有株チェック③
引き続き四季報チェックです。
6289 技研製作所
【四季報予想】
前号比減額 会社予想比同じです。
【コメント】
防災関連需要が続いていてそれが利益に寄与。工法のパッケージ化と海外FC化展開についても触れられていました。
18年の中長期計画も射程圏とおおむねプラスのコメントです。
【感想】
前号でもいいことが書かれていましたが、株価にはあまり反映されていないように感じます。
防災は世界共通のテーマ。ここの工法が世界標準となってほしいですね。
【コメント】
高級品が前号想定以上に売れていて、宣伝の費用をこなせているとのこと。
プラスのコメントですね。
【感想】
コメントも株価の推移も順調さを表していますね。
今年は宣伝戦略がうまく機能したと思いますが、高機能の高級品の売り上げは技術力が支えていると思うので、今後も研究開発頑張ってほしいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どちらも前回から引き続き保有している銘柄です。
購入時から好調なMCJはいよいよ最初に買った価格からは2倍近くになりました。
一方技研製作所は横横のままという感じです。事業の方向性や戦略としては正しい方向に進んでいるように思いますので、どこかで注目されて値上がりすることを待ちたいです。
四季報2017新春 保有株チェック②
引き続き四季報チェックです。
5942 日本フイルコン
【四季報予想】
前号比増額 会社予想比は微増です。
【コメント】
産業用フィルターは国内減を海外で補ってるとのこと。
全体的なコメントの印象としては可もなく不可もなくといった感じです。
【感想】
先週新規に買った銘柄です。高値ブレイクで試し買いです。
正直に言うと十分にビジネスモデルを研究する前に購入してしまい、少し甘めな判断だったかなと思ってます。
6044 三機サービス
【四季報予想】
前号並み 会社予想比同じ
【コメント】
新規案件の増加が利益につながっているということを色々書いていました。
プラスのコメントでした。
【感想】
コメントに書いてあるように中国での需要の開拓と国内の総合メンテ受注の拡大を頑張ってほしいです。
実績は着実に積んでいるので、実績が受注を呼ぶいいサイクルを加速させてほしいです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
今年もそろそろ終わります。本当にあっという間ですね。
投資についても今年一年を振り返り、経験を糧に来年以降に活かしていきたいです。
四季報2017新春 保有株チェック①
金曜日に四季報が発売されました。
前回に続いて二度目の購入です。今回も複数化に分けて保有株のチェックを行います。
1413 桧家ホールディングス
【四季報予想】
前号並み。会社予想比 すべて若干増予想
【コメント】
前回のコメントと同じく全セグメントについておおむねプラスのコメント。
成長が鈍化していた断熱材も復調とのことです。
【感想】
前号と変わらず順調さを感じるコメントでした。
断熱材復調とのことで1429日本アクアを確認したところ(1ページめくると出てきます)、戸建てマンションともに順調に伸びているようです。
今後も安心して保有していけそうです。
3598 山喜
【四季報予想】
前号並み。 会社予想とほぼ同じです。
【コメント】
夏物不振が響いているとのこと。受注減が目立つ中、ネットでの直販に力を入れてるとのこと。
【感想】
ワイシャツゲット銘柄の山喜は前号でも指摘されていた夏物不振が相変わらず尾を引いているようです。あまりいいコメントは書いてありませんが、私のPFの評価損益は±0と半年以上保有していてもこの安定感です。笑
オーダーシャツなど利益率の高い商品を売る必要があると思いますが、誰に売るかとなるとむずかしいですね。
ターゲットとしては、国内の若者よりも海外の中上流層とかになるのですかね。
--------------------------------------------------------------------------------------------
前回一通り四季報に乗っている銘柄に目を通したおかげか、異常に会社に詳しくなりました。笑
仕事上さまざまな会社名を目にするのですが、会社の概要を知っている状態から仕事をスタートできるというほんのちょっとのアドバンテージなっています。
前回我慢の時と書いていたRIZAPグループは、我慢できず(損切ライン到達ですが...)この前売却してしまいました。
12月16日(12月3週)の成績
今週の成績です。
【日本株】
日本株の成績は先週比 +0.54%の 3,502,106円でした。
記録来+20.52% となっています。(修正ディーツ法)
今週も引き続き日経平均は好調でしたが、そのわりにはマイPFはあまり伸びずでした。
最近はこんなこんな感じですね。
(先週と全く同じコメントです。)
高値ブレイク枠で新たに、八洲電機と日本フイルコンを試し買いしております。
保有株
1413 桧家HD
3153 八洲電機
3198 SFPダイニング
3230 スター・マイカ
3598 山喜
5942 日本フィ
6044 Jー三機サービス
6289 技研製作
6670 MCJ
8306 三菱UFJ
8591 オリックス
【全資産】
先週比 +1.08%でした。
個別株ではトランプラリーにあまり乗れていませんが、積立しているインデックス系投信がそれなりに効果を上げてくれています。
今から四季報チェックします。 pic.twitter.com/YdgBL76QsI
— ガッポ・リー (@Gappory_) 2016年12月17日
四季報が出ました。
今週末は保有株のチェックと、銘柄研究をします!!
12月9日(12月2週)の成績
昨年の年末
昨年の今頃は、まだ真面目に投資に取り組んではいなかったのですが、証券口座は開いていて、感性で株をちょこちょこっとやっていました。
特に記録なども残していなかったので、どんなことを考えて売買していたのか、詳細は分からないのですが、相場の雰囲気はうっすら覚えています。
昨年は8月のチャイナショックを受けて、そこから一気に「アベノミクスの失敗」や「日本(世界)経済崩壊の始まり」といったような話題が目につくようになりました。
ただそれも10月ごろから日経平均が回復をするに従って、だんだん影を潜め、12月に日経平均が2万を回復する頃には「まだまだ割安日本株」といった強気な記事や予想が出ていました。
そして年末年始には新聞雑誌テレビといたるところで2016年の日経平均株価予想が出されていたのですが、大体が下値で18,000円±500円くらいで上値では2,5000円以上と予想する専門家もちらほらいた気がします。
当時の私は今以上にそういった専門家やニュースの情報に踊らされておりまして、一喜一憂を繰り返しながら、2016年に対しては明るい未来をもって年を越したのでした。
そんな中年が明けて1/4。会社の仕事初めと同時に大発会の日。
仕事もほどほどに携帯でニュースを見ていると、日経平均大幅安の文字が…
その後するすると日経平均は下落し2月には15,000円をつけました。
そして相場が悪くなるとともに、また悪いニュースの露出が増えていったんですよね..
年明けの数日でほとんどの専門家の予想レンジを割ってしまったのを驚き、半泣き状態で苦笑いというわけのわからない感情でいたのを強烈に覚えています。
それとともに、専門家でも今後の相場の予想は難しいし、相場の解釈は後出しでそれっぽい理由を探してつけているだけのものなのだということを感じました。
それは今も変わってなく、好調だったら強気の記事やニュースが増える。大幅下落や下げ相場が続くと悪いニュースや経済崩壊の記事が増える。
そういったものを多く目にすると「今買わないと機会を逸する」や「すべて売却して損失拡大を防がなければ」などと考えがちだけれど、実際先のことはわからないということを頭に入れてパニックを起こさず冷静に対処すること(さらに言うと予防しておくこと)が大切だと考えています。
今年は年始の暴落、Brexit、アメリカ大統領選と専門家や世論調査会社の信用を落とす出来事が多かった気がします。専門家だからと言って過信しすぎてはいけない、自分でリスクは限定しなければいけないということを学ぶ一年でした。
以上、最近やたらと好調な日経平均と強気なニュースや周りの声を受けて、買わなくてはという気持ちに傾いてる自分に対してさらに気を引き締めるための記事でした。