去年の反省 日特エンジニアリングの場合
去年手放した後に大きく上昇した銘柄を振り返ります。
今回は日特エンジニアリングです。
売却時1,259円から現在1,805円になっています。
【振り返り】
当時IOTがテーマとして盛り上がっていて、特にウェアラブル端末が今後はどんどん市場を増やしていくというような話で盛り上がっていました。その際に様々なもの(thing)はあるけれどそれをネットワークにつなぐ際に共通して必要になるものって何かと考えたときに、コイルがあるなと考えました。そこから調べてであったのが日特エンジでした。
ただ、その後はずるずる下がっていき、16年に入ると円高と相場全体の下落を受けて、ここも1,000円を割る水準まで下落しました。
特にポリシーもなく雰囲気で投資をしていた時期だったので、ナンピン⇒塩漬けとなりました。
その後、塩漬けのまま本決算の発表が①の時期に行われ、前年比48%増の利益予想を出したことで大きく上昇。ようやく収支がプラスになったところで、売却しました。
【売却後の動き】
②の第一四半期の決算発表はコンセンサスを上回る結果でしたが株価は反応せず、1,200円前後をうろうろしています。
株価、出来高ともにあまり動きなく、③で半期の決算まで向かいます。決算の数日前からじわじわと上昇して年来高値を更新後はずんずんと登っていきます。ちなみに決算の内容自体は会社予想を若干下回るもののおおむね順調な印象を受けました。
12月15日の④でいきなり出来高急増で大幅高になります。これは理由がわかりませんでした。
IRは特になく、日付から四季報かと思い確認しましたが特にインパクトあるものではありませんでした。twitterでテーマ株として出たからでしょうか?わかりません...
【まなび】
1.新高値更新した銘柄は伸びだしたら、するする上がっていく。
2.塩漬けは、たとえ値を戻しても、その後大きく儲けるのは精神的にむずかしい。
正直今回の上昇は、特にビックチェンジになりえるニュース等も確認できず、前もって予知するのは難しかったと思います。信じて持っていた人が報われたと思います。
うーん。簡単に振り返ってみましたけれど、あまり今後に生かせる発見は得られなかった印象です。(塩漬けはダメだってことくらいですかね...)