資産運用で人質(サラリーマン)からの脱却を目指しています

社会人になったのを機に投資を始めました! 主に日本株中心についての話題を記録しています。

昨年の年末

昨年の今頃は、まだ真面目に投資に取り組んではいなかったのですが、証券口座は開いていて、感性で株をちょこちょこっとやっていました。

特に記録なども残していなかったので、どんなことを考えて売買していたのか、詳細は分からないのですが、相場の雰囲気はうっすら覚えています。

 

昨年は8月のチャイナショックを受けて、そこから一気に「アベノミクスの失敗」や「日本(世界)経済崩壊の始まり」といったような話題が目につくようになりました。

ただそれも10月ごろから日経平均が回復をするに従って、だんだん影を潜め、12月に日経平均が2万を回復する頃には「まだまだ割安日本株」といった強気な記事や予想が出ていました。

 

そして年末年始には新聞雑誌テレビといたるところで2016年の日経平均株価予想が出されていたのですが、大体が下値で18,000円±500円くらいで上値では2,5000円以上と予想する専門家もちらほらいた気がします。

 

当時の私は今以上にそういった専門家やニュースの情報に踊らされておりまして、一喜一憂を繰り返しながら、2016年に対しては明るい未来をもって年を越したのでした。

 

そんな中年が明けて1/4。会社の仕事初めと同時に大発会の日。

仕事もほどほどに携帯でニュースを見ていると、日経平均大幅安の文字が…

その後するすると日経平均は下落し2月には15,000円をつけました。

そして相場が悪くなるとともに、また悪いニュースの露出が増えていったんですよね..

 

年明けの数日でほとんどの専門家の予想レンジを割ってしまったのを驚き、半泣き状態で苦笑いというわけのわからない感情でいたのを強烈に覚えています。

それとともに、専門家でも今後の相場の予想は難しいし、相場の解釈は後出しでそれっぽい理由を探してつけているだけのものなのだということを感じました。

 

それは今も変わってなく、好調だったら強気の記事やニュースが増える。大幅下落や下げ相場が続くと悪いニュースや経済崩壊の記事が増える。

そういったものを多く目にすると「今買わないと機会を逸する」や「すべて売却して損失拡大を防がなければ」などと考えがちだけれど、実際先のことはわからないということを頭に入れてパニックを起こさず冷静に対処すること(さらに言うと予防しておくこと)が大切だと考えています。

 

今年は年始の暴落、Brexit、アメリカ大統領選と専門家や世論調査会社の信用を落とす出来事が多かった気がします。専門家だからと言って過信しすぎてはいけない、自分でリスクは限定しなければいけないということを学ぶ一年でした。

 

以上、最近やたらと好調な日経平均と強気なニュースや周りの声を受けて、買わなくてはという気持ちに傾いてる自分に対してさらに気を引き締めるための記事でした。